地獄の空港~ホテル移動

きたぁぁぁぁ!インドだぁ!

世界一周の旅も8カ国目!(たぶん)

とうとう来てしまった!おなか壊さないよう気をつけるゼ!!

 

さて、とりあえず移動の話です。

空港からのメトロ(ちかてつ)は市内中心部まで開通していました。

ただ、途中の駅は出来上がっていないらしく、素通りしたり。しなかったり。

このデリーの地下鉄は入るのに空港以上の荷物・ボディチェックがある。

ライフルみたいな銃をもった人が警備もしてる。マジこわい。

 

私達の今回の宿『Hotel Delhi Pride』はLine3(青色)のKAROL BAGH(カロル・バグ)という所。

空港からだと一旦Line4(緑色)でニューデリー駅まで行って、Line2(黄色)にて1駅RAJIV CHOWK(読み方わからん、コンノート・プレイスのとこ。)に移動、そしてまた乗り換えてLine3(青色)にてカロル・バグへって感じ。

の、ハズだった。のに。

 

メトロのチケット売り場のおねいさん、「カロルバグまで行きたいんや~。」というと、なにを血迷ったのかニューデリー駅の一つ手前の駅までのトークン(プラスチックのコイン型チケット)を売ってくれた。

ひとり60ルピー。(2011/05/08現在 1ルピー=1.8円。約2倍だね!)

それに気づかず、ニューデリー駅まで行くともちろん改札出られず、駅員さんに聞いたら「これ、一駅前までのトークンだよ。ペナルティとしてひとり70ルピーだよ。」

ペナルティのが高い!そんなぁ!と悲しんでいると「一個前まで戻るとペナルティはないよ。」と助言をくれました。

そうか!チケット売りのおねいさんは最短・最安のルートを組んでくれたんだな!と心意気を汲んで一個前の駅SHAVAJI STADIUMまで戻る。

(ちなみにこの緑色のメトロは20分に1本。)

 

このSHAVAJI STADIUMから青色乗り換えのRAJIV CHOWK(コンノート・プレイス)まで行ったらいいんだな!と周りの人に行き方を聞くと、地上につれていかれた。

(あとから気付いたんだけど、そこの区間はメトロは走っていない。そんときは代わりの何かが走ってるもんとばかり思いこんでた。)

地上にてキョトンとしてたらタクシーの運転手に強引に乗っけられそうになり、「これか!知ってるぞ!『歩き方』のトラブル事例でいっぱい読んだぞ!」とすっかり警戒モードのわたしたちは逃げるように次の駅の方角だけを聞いてスタコラ歩き始めた。

 

しかし、これが間違いの始まりだった・・・。

 

でっかいバックパック(さちこ15キロ・よしたけ18キロ)と、よしたけは前リュックにラップトップ2台。

思ったほどではナイにしてもインドの酷暑期、たしかに暑い。

体力はどんどん奪われていく上に知らない道をひたすら目印がわからない駅を探しに歩くというナカナカハードな作業!

汗をだくだくかきながら、信頼できそうな人に「メトロ?」と簡単に道を聞きながら、『勝手にガイド』してこようとする青年を振り払いながら(もっぱらさちこが怒鳴って追い返した)、なんとかRAJIV CHOWK(コンノート・プレイス)まで到着!

またしても煩わしい荷物・ボディチェックを受け、ぎゅうぎゅうとインド人が詰まった電車にデッカイバックパックを背負って乗車!

かなりごめんなさーい!しかし、くさーい!たまらーん!迷惑かけてるけど、もう二度と乗るかー!!

空港からの線は新しいからホントにキレイで、しかも乗客がスッカスカだったからこんなことになるとは思わなかったよ!

 

しかし、3つ目の駅だったのでなんとか耐えて下車!

 

そっからはコンパスと『地球の歩き方』の地図に転記したagoda(大変便利なホテル予約サイト。私達はほぼ毎回これで事前予約)でのホテル位置情報だけが頼り!

しかし!結論から言うとagodaの位置情報は間違っていた!

事前にホテルの住所をグーグルMAPで見た時と、同じくホテル名で検索した場合、3種3様でどれを信じたらいいのやら、って状況だったのに!

ホテルのHPの地図は小さくて解読不可能でした!

今までagodaの地図に裏切られたことはなかったんですが、最悪のケースで裏切られましたね・・・ふふ。

 

道を歩くと『勝手にガイド』が付きまとってきたり、リキシャー(今までのトゥクトゥクのようなもん)運転手にひたすら声かけられたり。

さちこの脳内ではいっちゃん最初のフィリピンに着いた時より激しく『カエリタイ』の文字が点滅!てか声に出してた!

きったない町の中、車やリキシャーがクラクションをブヒブヒ鳴らしてうるさくて、人がうじゃうじゃ歩いてて、ホテルは見つかんないし、あついし、疲れてるし、そもそも1時間くらいしか寝てないし・・・。

「っだー!もう!やってられっかー!」と心から思ったがマズはホテルに辿りつかなきゃ!という理性が働きもくもくと歩き続けました!!

 

 

ホテルに電話して聞いてみたり(マッタクわからなかった!)、失礼を承知で他のホテルのドアマンに聞いてみたり(コレが一番信用出来ると思って。)してるうちに一人の青年がホテルバウチャーを覗きこんできて「デリー・プライド?違うよ、こっちの道を行って4つ目を右だ!」と助言してくれました。

ホテルのドアマンもそっちに便乗して「そうだね、こっちだ」となり、とりあえず向かう事に。

そしたら「リキシャー乗りなよ!たった20ルピーだ。」と進めてくる。

てっきりリキシャーの運転手かと思って承諾したら実は違って、旅行代理店の青年だった。

(まぁ、親切の裏になにかあると踏んで警戒はしてましたが^^;)

一緒にリキシャーに乗ってきたから「これはマズイ!」と思ったんですが、お店の名刺に名前と電話番号書いて渡してきただけで帰ってくれました。

助かった!

 

辿りついてみると調べた位置情報は全て間違い!これじゃ着けないよ!!

はぁ・・・。今回はいくらぼったくられてもいいから最初からタクシーが正解だった・・・・。

ホントに一番正解は事前に代理店にお迎えを依頼するのがいいんだって。

これからインド行く方は試してみてください。

てかホントそっちを心からおすすめ。さちこ的に3000円くらいまでは出してもいい!

私達は代理店に依頼することがめんどくさくなってしまって、自力を選んだけど、ホントに失敗だったよ。

おかねは安くついたけどね。

コンノート・プレイスからカロル・バグまでは一人10ルピー。

リキシャーがホントに20ルピー。

合計160ルピーでした~。

300円みま~ん。

 

インドでは空港や地下鉄・鉄道の駅では写真撮影禁止。

銃持った人が警護してる中、知らないフリして写真撮るのも怖かったのでばか正直に移動の写真は1枚もありません。。。てへ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました