エローラ遺跡とシティ観光ツアー☆

アウランガバード

アジャンター遺跡の翌日に続けてエローラ遺跡へ行ってきました。

(今から思えば強行だったなぁ。中一日の休みを入れるべきだった・・・。)

 

今回は人数が多かったらしく、バスです。

エローラの時のバス

 

バスの車内。

バス車内

 

ちなみに、この日もインド人に囲まれてのツアーでした。

外国人は私達だけなのに英語でガイドしてくれてる・・・。

まぁ、こういうツアーくるインド人達(ちょっと富裕層?)は、私達よりもよほど英語ができる^^;

 

 

ツアーの最初はエローラへの通り道にあるDaulatabad(ダウラターバード)という砦跡です。

フォートの門 フォートッポイ

大砲 ミーナール

 

建物内はとても暗いので、懐中電灯をお忘れなく。

私達はガイドが忘れてしまっていて、みんなしてケータイの仄かな明かりを頼りに歩いた・・・。

日本のガラパゴスケータイを愛用中の私達はフォトライトが付いててチョット自慢げ^^♪

 

砦内は蝙蝠が生息していてとても臭かったけど、登りきった後の達成感は素晴らしかった。

(酷暑期じゃなかったらも少し楽だったろうなぁ・・・)

登ったどー!

 

降りるときには外側の階段を使用。

「懐中電灯忘れたんなら登る時にも外側使おうよ。」と思ったけど、英語力と勇気が無いから黙ってました。

 

 

この次にエローラへと移動。

 

 

まず連れて行ってもらったのは第32窟、ジャイナ教の石窟です。

31窟

 

岩を削ってこの状態までもっていくのって、スゴイですよね。

「あ、失敗した。」とか言って一回り小さくなったりとかするのかな^^

 

素晴らしい彫刻に目を奪われます。

素晴らしい彫刻

素晴らしいちう濃く2ょ

 

ゾウさんも彫るよ

 

この石窟の2階部分にある柱の彫刻にはため息が・・・。

柱の彫刻がマタすごい。

 

写真バシバシ撮ってたら、インド人達による『日本人との撮影大会』が始まってしまった。

すっかり慣れっこなので笑顔で応じる。

 

後に出会った日本人旅行者はほとんど同じ目にあっていた。

 

 

お次はエローラ最大の見どころと言われる第16窟、カイラーサナータ寺院

ヒンドゥー教の寺院ですね。

 

まずは岩を掘り進んで造ったのが良く分かる上から見た写真をご覧ください。

16窟上から

 

大きすぎて一枚には収まらなかったので、もう一枚。

 

16窟上から2

 

「あぁ、最初は何もない岩場だったんだなぁ。」ってのが伝わってきませんか?^^

 

 

正直、ここ見た時は圧巻というか、『気が狂っている』と思いましたね。

岩からこんな精巧な建物が掘り出されるなんて・・・。

設計とか、ある程度の計画はあったんだろうか。

 

寺院の下の部分にはゾウさんが。『宇宙を支えるゾウ』だそうです。

16窟

周りの通路にも神様のいろんな表情の彫刻が並びます。

 

この柱も素晴らしい。

16窟の柱

 

柱の彫刻です。

16窟の柱のレリーフ

 

これって、上から掘り下げていって一緒に彫刻も施したのか、柱の部分とか、ある程度残してマズ岩を掘って、そっから形や彫刻を施したのか・・・不思議ですねぇ。

 

 

寺院の前方側面に彫られたラーマーヤナ。

16窟よ個から

拡大。

レリーフ。

 

ここでは20分の自由行動があったので、寺院内部も見れたし外の階段を上って上から寺院を見降ろすこともできたし、充分満足でした。

 

 

お次は僧院として使われていた所。(すみません、何番だったか忘れました。)

僧窟

 

僧院の彫刻もすごい

 

仏教の僧院だそうで、お釈迦様がズラリ。(『歩き方』に同じ写真が載ってたから多分12窟ですね。)

ブッダが並ぶ。

手のひらを上に向けて重ねているのは瞑想のポーズ。

 

続きまして、仏教寺院、第10窟です。

10窟。仏教寺院。

くり抜かれてる感がありますね~。

 

エローラの素晴らしさって、岩を掘って造り出された壮大な石窟と美しい彫刻だけじゃなくて、こうして3つの宗教がどれも壊されることなく共存している所ですよね。。。

 

内部はこんなカンジ。

仏教寺院の中

このお釈迦様の後ろに回り声を出すと寺院内に大きく響く。

ガイドがいいカンジにお経みたいな声を出してくれて、とても荘厳な雰囲気になりました。

 

お経唱えられる人は是非裏に回ってみてください。

 

天井のアーチの始まりに小さなお釈迦様達。

壁面のレリーフ

 

お釈迦様のお顔が美しい。

仏様

 

ブレてしまったけれど、手を合わせる日本人。

手を合わせる日本人

 

一日も早く全ての人の心に安らぎが訪れますように。

 

 

この後も市内観光が続く。

『歩き方』に載っているようなところに順に連れて行ってくれました。

 

ツアーの口コミに寄れば「市内ツアーは行っても行かなくてもツアー料金は一緒。」というのがあったのですが、行くか行かないかの選択肢は提示されなかった。

心から帰りたかったけど、「帰っていい?」が言えない日本人。。。

 

あ、でも、Bibi-ka-Maqbara(ビービー・カ・マクバラー)というタージ・マハルの模型みたいなお墓はなかなか哀愁があってヨカッタです。

ビービー・カ・マクバラー

 

タージ・マハルでお金を使いすぎたため国が傾いていてもなお、母親の為に息子が建てたお墓。

(コレを建てたのはタージを建てたシャー・ジャハーンの孫)

 

お金あんまし使えなかったから、墓標部分と、ドームにしか白大理石を使っていないとのこと。

うん、タージ・マハルと比べると輝きが全然違うもん。全体がくすんでた。

 

しかし、規模の大きいお墓だなぁ・・・。

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