さて、苦い経験もしたガンガー沐浴見学です。
前日サールナートまで行ってくれたラジャと朝6時に待ち合わせをして一路ガンガーまで。
しかし、ある程度近づいたら停車してしまい、そこに現れた一人のひげのおっさん。
ラジャが「ボートの人。」と説明。
「あぁ、ボートの人か。」と納得してリキシャーから降り、付いていくお人よしふたり。
朝のガンガーです。
いっぱい沐浴してますね~。
なんか水泳大会にも見えてきました。
こちらは洗濯場。洗濯屋さんも男性のお仕事なんだなぁ・・・。
こちらは小さい火葬場。
煙突のようなモノが出てる建て物はガスの火葬所。
従来通りの薪で燃やす火葬は高くつくから、お金ないひとはこっちに運ばれるそうです。。。
こちらがラジャ曰く『ボートの人』の髭のおっさん。
ホントの『ボートの人』はオールもってる人。
この髭はガイドでした~。
くっそぅ、ラジャめ、余計なことを・・・!
まぁ、でも、英語のみだったがそれなりにイロイロ話を聞いて為にはなった。
見た目おっさんだが、ホントはよしたけと一緒、32歳であることも後に判明。
こいつの『カルマ』についての話は結構面白かった。
『悪いコトすると悪いカルマがたまって来世は人間以外になる』とかなんとか。
「・・・だったら親切面して観光客からお金をむしりとるお前らは来世虫決定だけどな。」と、英語が堪能だったら言ってやりたい。
そんなことしたら翌日ガンガーに浮かぶことになるかな・・・^^;
あと、ガンガーの水ですが、死体は沈めるは焼いた後の骨も流すわ、洗濯はするわ排水は流すわでどう頑張っても『ばっちぃ水』。
しかし、そこは「これはホーリーウォーターだと信じれば、そうなんだよ。信じないから外国人は沐浴して体調を崩したりするんだ。信じるか信じないかなんだ。」とのこと。
う~ん。
さちこにはとてもホーリーウォーターと思えないので、さちこにとっては『ばっちぃ水』どまりでした・・・。
インド人も全国から一生に一度はこのヴァラナシにくるらしい。
ガンガーで沐浴して、体を清めてからゴールデンテンプルへ進むそうな。
ガンガー沿いの建物はだいたいこんなカンジ。
大きいほうの火葬場は写真撮影禁止。
その近辺でボートを降り、「ブラブラしよう。それならタダだから」の誘い文句にまんまと引っ掛かり髭とブラブラ。
路地裏をガンガン進む髭ガイド。
子ヤギ。
せっまいのに、牛は通るし、山羊は飼ってるし、犬もいるしで大混雑&糞だらけ。
くちゃいし暑いし物乞いは点在するしで大変。
ガイドがいなかったら絶対歩きたくないインドの路地裏。
たまにチャイとか、こういうおやつみたいなんの屋台もある。
あと、シヴァ神信仰最大の聖地、ゴールデンテンプルを見てきました!!
カメラ等を持ちこめないらしく、ちょっと怖いけど入口近くのロッカーに預けてセキュリティチェックを受けて入る。
後にこのロッカー代を立て替えたとガイドに言われる。
300ルピーって言ってたけど、そんなわけない。
でも、ホントの値段しらない・・・。
知らないコトは恥、どころか弱者となる恐ろしい国、インド。
パスポートがないと寺院の中に入れないって言われた。
ホントだったのかなぁ???(全てが疑わしい・・・^^;)
なので、壁一枚外からニョキッと出てる金色の頭を拝んできました。
「シルクファクトリーに見学に行こう」とそそのかされるさちこ。
ファクトリー?いいえ、ショップです。
大量に商品を広げて「で、どれを買うの?」というノリ。
今さら「何も買わない」なんつーと、脅迫まがいに発展しそうで、怖くて言えなかったよ・・・(*´∇`*)
まぁ、いるものならいっか、ということで、さちこのサリーを買いました~☆
鮮やかな青のシルクのサリー☆
お値段8500ルピー!15300えーん!!!
(高いんだか安いんだか・・・。多分高いんだろう・・・。相場知らずに行ってしまったからなぁ。)
皆さんは早めに信頼できるお店で相場をチェックしておこうね☆
さらに、サリの中に着るブラウスとペチコートをインド人プライスで買ってきてやる!と、そそくさとお出かけ。
帰ってきたら綿のブラウスとペチコート、「1600ルピーの品」
嘘だ、絶対嘘だ。10分の1位のはずだ。
こんなとこでまでお金を絞るだなんて・・・!
「オマエ来世腸炎ビブリオ決定!!」って言ってやりたいけど、英語力が追いつかない・・・。
てか、「もうどーでもいいや。早く帰りたい。」状態。
待ってる間にお店に来た親子。子供はかわいい。おまえはこんなクズどもになるなよ。
ボート代金は二人で120ルピーだったが、ガイドは1000渡したのにもかかわらず「結構ハードワークだぞ?!」とさらにおねだり。
めんどいので後500渡しました。
てか、ヤツの仕事なんてボートに乗ってる間とゴールデンテンプル案内しただけじゃん!!
シルクのお店からマージンも受け取るくせにぃ!!!
ちゅーわけで、
『インド人は信頼に値する人間もいるかもしれんが、わざわざ観光客に寄ってこない。』
なんて事をわざわざ確かめてしまった二人でございました。。。
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