まずは宿から歩いていける距離のこちら、サンタ・マリア・イン・コスメディン教会。
もう、ローマに行ったことのある方ならお気づきですね?
そう、『真実の口』-!!
映画、『ローマの休日』で出てきた『嘘ツキがこの海神トリトーネの口に手を入れると、噛まれる~』なんつー話のあれです。
こちらは実際に手を入れて写真をパチリ☆と出来るんですが、けっこうな行列。
まぁ、見た目よりは進みは早かったですね。
なんか写真撮ってくれる人がしっかり管理してるから、「一枚だけですよ~」的なノリでサクサク進んでました。
ホントはお金かからないんだけど、あからさまに『0.5ユーロ募金してください。』と書いてあります。
入れときましたー。
そして、この日はお昼の2時からバチカン美術館をネット予約していたので、ちょっと大急ぎでバチカンまで向かいます。
ちょうどいいバス(23番)があることを確認していたので、バスの一日乗車券を購入。一枚4ユーロです。
チケットはこちら、TABACCHI(タバッキ)、いわゆるキオスクみたいなところで購入します。
主要なバス停などにはキップ自販機を見かけましたが、数は多くなかったと思います。
バス停はこんな感じで、バスの番号と、その行き先が書いてあります。
これがまぁ、わっかりにくいので、事前にローマの交通を一手に引き受けてるATACのサイトで確認しておく必要があります。
(地下鉄・トラム・バス全部同じ会社!チケット共通だから嬉しいけど、スゴイことですよね・・・。)
いちおう、バスの路全図をPDFでダウンロードできるので、iPadとか持ってたら便利かも・・・?
まぁ、紙になってるのが一番なんで、路線図MAPを購入するのが手っ取り早いかな。。。
私達は知らなかったんですが、詳しい路線図が6ユーロで販売されているとのこと。
知ってたら絶対買ってたな~。。。
キオスクで売ってるって『歩き方』に書いてあるけど、タバッキのことかな・・・?
で、チケット買ったはいいんですが、30分待ってもバスが来ないんですよね~(=゚ω゚)
(時刻表はないんですよ。何分に一本ってノリだと思われます。)
バチカン美術館の予約1時間まえになって、急にあせりだすふたり。
ここからバスがゆっくり走って30分。
できればお昼も食べときたい。
そして、さっき真実の口の教会に行った時に、『露出の多い格好は避けてください。』という張り紙を見ていたふたり。
そう、間の悪いことによしたけが半パンだったんですよね~!
「どうしようか、たぶん美術館は大丈夫だろうけど、サンピエトロ大聖堂とか・・・!
キリスト教の総本山だよ?!」
アジアではよくさちこがお寺入る時に腰に布巻いたりしたけど・・・、バチカンはろうなんだろう??
「帰れ!」とは言われないだろうけど・・・!
でも、失礼にあたることは間違いなさそう!!
と、いうことで、時間もないのに、宿にとって帰してズボンを穿きかえ、タクシーで向かいました~(;^◇^;)ゝ
ちなみにタクシー代は安かった。7ユーロ。
時間ピッタリにバチカン美術館の入り口に到着。
(バチカン市国の正面入り口とは結構離れています。)
あれ~?ゼンゼン並んでなーい!
さちこが10年ほど前に来た時にはえげつないほど並んでいた記憶があったので、わざわざ予約料まで払ってネット予約したってのに。。。
しかも、宿にはさすがにプリンターはなくって、お金出してネットカフェでプリントアウトまでしたのに。。。
どうやら、午後になると結構空いてくるらしいです。
たしかに、どっかに書いてはいたんだけどね・・・。
それによると、朝一番が一番混みあうんだって。早起きして行列つくるのか・・・、不思議。
まぁ、でも、何事も保険かけながらじゃなきゃ進みたくないふたり。
悪い方へ考えて、ダメージの少ない方法を取ります。ヘタレですね^^;
(この場合、行列に並ぶかもしれないコトより、少しくらいのお金なら払っとこうということですね☆)
こちらがチケットカウンター。ここでプリントアウトしたバウチャーを、チケットに代えてもらいます。
そして、チケットを改札に通して中に入り、階段を上った先にはまず、オーディオガイドブース。
ひとつ7ユーロです。パスポート預けます。音ちっちゃいです。
二つ借りればよかったなぁ・・・。
周りがうるさいと二人では聞き取りにくいほど音ちっちゃい。
頭のいい人はイヤホン持ってきてたよ~。
うらやましい・・・・。
入ってスグに中庭~。
まつぼっくり?
イタリア人て、どーも人の口から噴水の水を出したいみたいね・・・。
ここのバールでお昼ご飯を軽ーく食べたんですが、くっそまずかったです!!
なんて事はナイサンドイッチだったのに、あんなにマズイものはイタリア入ってから初めてでしたね~。
あ、ここバチカンだからイタリア料理まずくてもいいのか???
いやいやいやいやいやー、作ってるのどうせイタリア人だし!
なんであんなにまっずく仕上がったんだろう。ちょっと残しちゃったよ。空腹なのに。
まぁ、気をとりなおして順路どーりにすすむと結構序盤に有名(らしい)像が。
『ラオコーン』像です。お父さん(ラオコーン)と子供らしいが、お父さんでかっ!
それにしても筋肉隆々ですね。
どーやって石を削ってこうなるんだろうか・・・?そっから不思議です。
個人的には動物の像が集められた所が面白かったなぁ。一個欲しいっ。
なんてことない廊下だってステキです。
そしてあんまり人気のないエジプト館。
素通りしていく人が大半だった。
でも、ミイラあけて展示してましたよ~。おぉ、怖い。。。
それにしてもバチカンもエジプト関係充実させてるし、ギリシャだって持ってた。
そして、ルーブル、大英博物館もかなりの量を持ってる。
・・・エジプトって、大丈夫???
ちゃんと残ってる??
なんかかわいそうになってきたよーーーー。
で、なんでみんな素通りするのかって言うと、どこにでもあるからとかではなく、エジプト館を抜けると順路を逆戻りしてしまっていて、ラオコーン像の辺りに出てくるからなんですね~^^
まぁまぁ混みあってる中、あんまり急ぐことが出来ずに、来た道を同じ順路で通らなくちゃいけないんです。
ちくしょぅ。
気を取り直して続き~。燭台のギャラリー。柱に燭台が飾ってあるから。
タペストリーのギャラリー。超巨大。
その次ぐらいに無原罪のマリアの間。
そしてラファエッロの間。
たぶんこれが一番有名。『アテネの学堂』。ギリシアの学者さん達を描いてるらしいです。
まぁ、正直絵の善しあしなんかはわかりませんので、ひたすら首を酷使してフレスコ画を眺めてるだけ^^;
どれもこれも美しいです。
あとは図書館。
・・・・本は見当たらなかったけど・・・・?ただの美しい廊下でした。場所間違ったかなぁ??
そして、バチカン美術館の目玉!
いっくら芸術に無頓着の人でも知っているであろう、ミケランジェロの『最後の審判』と天井画!
システィーナ礼拝堂です~ヽ(=´▽`=)ノ☆
ただ、残念なことに、システィーナ礼拝堂だけ!写真撮影禁止~。
まぁ、礼拝堂だからね・・・。
ちなみに、この中では会話禁止。「シーッ!」と、注意されて恥ずかしいので気をつけましょう^^
「いやぁ、知ってる知ってる。知ってるけど、どんなんだったっけ?」という方の為に、お土産コーナーのパズルの箱を撮影してきました。
これで思い出して下さい^^
左が天地創造の天井画の一部。右が最後の審判。
光が邪魔してますね~・・・。
モノ足りなければ、バチカン行きましょう!ほんっとに素晴らしいから!!
で、システィーナ礼拝堂からサンピエトロ大聖堂に抜ける道もあるそうなんですが、私達はもすこし元を取りたくてピナコテーカという絵画館へ。
ラファエッロの最後の作品、『キリストの変容』
どーも、写真ではウマく伝わらないものですねぇ・・・。
そして、サン・ピエトロ大聖堂へ向かうべく進んでいると、郵便局はっけーーーん♪
イタリアとはまた違った切手を発行しているんですね~(o´ω`o)
父にハガキを送っときました~。
いやぁ~、満喫したなぁ!バチカン美術館!!
さぁ、こっからもう一回テンション上げて、サン・ピエトロ大聖堂だーっ!
もちろん入場料なんて取りません。
オーディオガイドは有料だけどね。
あ、半パンの欧米人とか結構いました。サンダル履きもぼちぼち。
でも、やっぱり、ひtんとこの宗教に対しても敬意は払いたいよね。
いちおう入口の前でチェックが入ってました。
観た限りじゃ追い返されてる人はいなかったです^^
おぉっ!ミケランジェロ作、『ピエタ』像ですーっ!
ピエタというのは、イエス・キリストが磔にされた後、その遺体を聖母マリアが抱きかかえている彫刻や絵のことだそうです。
そしてサン・ピエトロ大聖堂にあるこれはミケランジェロの作品の中でも最高傑作と言われているものだそうです。
うーん、そういわれれば、十字架から降ろされたばかりであろう遺体の様子とか、マリアの服のヒダとか、見事だと感じるから不思議!
あー、それにしても、サン・ピエトロ大聖堂はみごとだよなぁ~(*´ェ`*)
一個一個の天井画もステキ・・・。
こちらはベルニーニ作、ブロンズの天蓋。
後ろに見えているのが、ベルニーニ作の聖ペテロの椅子ですね~。
内部には実際にペテロが使ったイスが入ってるとかなんとか。
どれ、もちょっと近づいて観てみるか・・・・と思ったら、なんと時間が遅いとかで、大聖堂の半分くらいの所までしか入れなくなってました!!
なんてこった・・・・。ちょっとゆっくり美術館観てたらこんなことに。
(もともとこの椅子の近くには祈る人しか入れないからあんまし近寄れないんだけど^^;)
仕方ない、明日もっかい出直そう、と決めて、この日は帰りました。
体力も限界だったしね。
よく考えたらこのあと更にクーポラ(屋根のドーム部分)に上るなんて30過ぎた夫婦(ひきこもりがち)には到底無理な話だったんだ。
うぅ、しかし、荘厳な空間だな・・・。
というわけで、バチカン市国観光は二日に分かれました。
続きはまた明日にでも書きまーす。
現在深夜(早朝?)4時。
だらだらしてたらこんな時間になってしまった!
いいかげん眠い。
よしたけもさっきベッドに入りました。
文章とか、誤字とかチェックする気力がないので、とりあえずアップしておきます。
なんかおかしい所あったら明日なおしまーす。(*^▽^*)ゞオヤスミナサーイ
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